どうもコーシーです。
今回は睡眠と社会について考えてみたいと思います。
現代社会は忙しく、睡眠をおろそかにしている日本人は本当に多いです。社会は睡眠に大きな影響を与えていると言えるでしょう。また睡眠も社会に大きく影響を与えているといっても過言ではありません。
今回はそんな睡眠と社会の関係について考察していきたいと思います。
目次
睡眠と社会の密接な関係とは?
現代社会では、働く時間が長かったり、夜間のスマートフォンの使用などで睡眠時間は短くなっている傾向があります。日本は世界的に見ても睡眠時間は短いです
睡眠時間が短いと、子供の学習効率や職場での仕事の能率に大きく影響します。また睡眠不足で起こる病気や事故なども社会には多々あります。そういう意味で、睡眠自体が社会にも影響を与えていると言えます。
日本社会では外見上短い睡眠で成功した人を「やる気がある」と称賛し、睡眠を優先する人を「やる気がない」とみなすようなところがあります。こうした傾向は時代遅れでしょう。ただし今も社会に蔓延しているというのは事実です。
睡眠と運転
居眠り運転は若者に多い?
居眠り運転は若者に多いというデータがあります。これは少し意外な気がしませんか?
運転による事故は夜間が多いです。とはいえ、若者は年配の人よりも夜間に起きていることはできるイメージがありますよね。ですがアメリカの実験で、若年者は年長者より断眠して起きていることが多いものの、睡眠不足に耐えられないという結果がでました。この組み合わせは最悪ですね。結果として居眠り運転での事故につながっていると言えそうです。
居眠り運転の原因は?
居眠り運転の原因は言うまでもないですが睡眠不足です。そもそも現代人は睡眠に対する問題意識が低い人が多いです。本来は睡眠も重要なのに、なけなしの時間を削って働いたり、本を読んだり、あるいは十分に睡眠時間が取れるはずなのにスマートフォンを触ったり、ゲームをしたり。
居眠り運転では実際に事故が起こらないと捕まることはないでしょう。ですが世の中でよく取り上げられる飲酒運転と同様にもっと社会的に取り上げても良い問題だと思います。
睡眠と学校
子供の成長に睡眠は不可欠です。ですが子供の睡眠時間も昔と比べて短くなっている傾向があります。また授業中に居眠りをしている方も多いのではないでしょうか。私の周りにもたくさんいました。ですが原因は現代社会の仕組みにあると考えます。
それはまず始業時間の早さです。学校は開始時間が早いです。ほとんどの場合で一般的な会社よりも早く始まるのではないでしょうか。私は高校生の時には県内でも厳しいといわれる進学校だったせいか、朝の7時半から授業がありました。また授業が終わった後に部活動があり、その後帰ってから宿題に取り組まなければなりません。学生は様々なことに興味が向く時期であるので、その後にスマートフォンを眺めたりするでしょう。これでは十分な睡眠時間が確保できません。
睡眠の短縮は、子供の肥満の増加やうつ病などの増加にも関係があると考えられます。
睡眠とカフェイン
カフェインの効果は?
仕事で日中にコーヒーを飲む人は多いでしょう。テレビでもこれでもかというくらい宣伝を行っていますし、私の周りでもコーヒーを飲んでいる人は多いです。もちろん私も飲みます。中にはエナジードリンクを飲んでいる人もいますね。どちらもカフェインがしっかりとれます。
カフェインは中枢神経刺激剤で、眠気や睡眠に対抗する策として現代社会に欠かせないものになっています。睡眠不足の現代人にとってはカフェインがないと日中の眠気に対抗できなくて大変なことになってしまうかもしれませんね。
カフェインは必要?
理想的には、十分な睡眠がとれていればカフェインは必要ありません。しかしどうしても眠い場合などは少量摂取する分には問題ないでしょう。コーヒーは健康にも良いと言われていますし。
ですがカフェインには依存性があり、常用者は耐性がつくため、効果を発揮するのに多量のカフェインが必要になります。なので睡眠という観点から見ると、カフェインの常用は好ましくないです。またエナジードリンクにはカフェイン以外にも多量の糖分が含まれていたりするので、しっかりと場面を考えて飲むことをおすすめします。
睡眠と仕事
成人の睡眠に悪影響を及ぼしているのは言うまでもなく仕事です。ですが仕事というものだとどうしようもないとも言えますね。
睡眠が十分にとれないのであれば工夫をしなければなりません。まずは昼食時間の15分程度の昼寝でしょう。短時間の有効な昼寝は午後からの活動を助けますし、夜の快眠にはそこまで影響はありません。昼寝前にカフェインをとるのがおすすめです。カフェインは効き目が出るのに時間がかかりますので、先に摂取しておけば昼寝後に効果を発揮するだけでなく、昼に摂取しておけば夜には影響はそこまでないでしょう。
退勤後の電車の中では眠らないようにします。夕方から夜間にかけての睡眠は夜の快眠の妨げとなります。睡眠のトータル時間は多少長くなるかもしれませんが、夜間の快眠が一番効果があるのは言うまでもありません。
いかがでしたでしょうか。今回は睡眠と社会の関係について解説しました。
睡眠は社会に大きな影響を与えており、また社会も睡眠に大きな影響を与えています。
現代社会では睡眠を優先していくことは難しいかもしれません。
ですがこれからしっかりと考えていかなければいけない問題です。