どうもコーシーです。
どれだけ寝ても眠いことってありませんか?その原因は、疲労や睡眠の質など人によって様々ですが、いわゆる過眠症というものが原因かもしれません。
今回はその過眠症について解説し、日中の眠気を対策し夜しっかりと眠るための改善方法をご紹介します!
目次
過眠症とは?
過眠症とは、夜に十分な時間の睡眠を取れているにも関わらず、日中に眠気が起こることです。詳しい説明は下記を参照してください。
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/過眠症
寝ても寝ても眠いのは昼間の眠気のせい
昼間に過剰に眠ると夜の睡眠の質が落ちる
眠れないというのは困ったことですが、眠り過ぎるというのもまた困ったものです。
昼間に眠くなって長めに昼寝をしてしまったり、仕事の会議中や学校の授業中に寝てしまったりすると、夜の睡眠に影響を及ぼすことがあります。そうなると夜の睡眠の質が落ち、また日中に眠くなってしまうという悪循環になります。
昼寝は正しい方法で行えば、眠気に対して非常に効果があるのですが、眠り過ぎには要注意です。昼寝に関しては下記記事で詳しく解説しています。
帰りの電車では寝ない
夜に眠れないからといって、帰りの電車で眠るのはNGです。夕方の睡眠は夜の睡眠に大きく影響を及ぼします。特に少し長めに電車に乗る場合は熟睡の危険があるので要注意。
トータルの睡眠時間が長くなるからといって帰りの電車で眠る方がいますが、睡眠は質が大切です。その中でも特に本睡眠と呼ばれる夜間の睡眠は大切にしないといけません。
電車でも寝て、帰ってもぐっすり眠れるという方は、そのような体質であればいいのですが、そうでないなら日常生活が身体にかなりの負担になっているのかもしれません。
対策として、眠くなったら席を立つのもよし。電車内では勉強をするなどするのもいいでしょう。夜に家でやらないといけないことを電車内でできれば、夜の睡眠時間を伸ばせますね。
どうしても昼間にウトウトしてしまう
睡眠時無呼吸症候群が原因かも?
睡眠時無呼吸症候群というものがあります。これは、夜間眠っている間に呼吸が止まるものです。呼吸が止まってしまい、身体に余計な負担がかかって睡眠の質が落ちます。そうなると睡眠が足りなくなり、日中の眠気に繋がります。
ナルコレプシー
過眠症の中でよく知られるのは、ナルコレプシーというものです。
ナルコレプシーの主な症状は下記の4つになります。
・日中の眠気
・カタプレキシー
・入眠時の幻覚
・睡眠麻痺
日中の眠気はイメージがつきますよね。これはナルコレプシーで最も目立つ症状です。短時間の睡眠で非常にすっきりするという特徴があります。
カタプレキシーは「情動性脱力発作」と言われます。驚いたりしたときに、身体の力が抜けてしまうといった症状です。ひどい場合には転倒してしまうこともあります。
入眠時の幻覚は、睡眠がレム睡眠から始まるというナルコレプシーの特徴が関係しています。夢と現実が入り混じったような状態になり、入眠時に幻覚をみることがあります。多くの場合は怖い幻覚を見ます。
睡眠麻痺は金縛り状態です。
ナルコレプシーの場合は、夜間の睡眠時間は変わらず、日中も眠気が発生します。これは夜間の睡眠の質が低いためです。
夜間に目覚めてしまう
睡眠時間はしっかりと取れていても、夜間にトイレに何度も起きてしまうなどであれば、睡眠の質が落ちます。理想としてはやはり、夜の睡眠は一度も目覚めることなく朝をすっきりと迎えることが理想です。
過眠症の対策
日中に寝てしまう場合は?
日中の眠気に対して有効なのは昼寝です。短時間の昼寝をすることで、午後の眠気を覚ましてくれる効果があります。
日中に眠ってしまうのが身体のクセになってしまっている場合もあります。その場合は、昼寝を取り入れたりカフェインを摂取したりして眠らない工夫をし、徐々に慣れていくことが大切です。
夜間の睡眠の質を上げる努力もしましょう。寝る前にスマホやパソコンを見ない、寝る直前に食事をしたり運動をしないなど、すぐに改善できることがあるはずです。
ナルコレプシーの場合は?
ナルコレプシーの場合の対策も、まずは上に挙げた昼寝や夜間の睡眠の質を上げるなどの対策から始まります。大切なのはナルコレプシーの特徴をよく理解して、規則正しい生活を心がけることです。
それでも改善しない場合は、眠気を取る薬や、あるいは夜間の睡眠を改善するために睡眠薬を用いた治療を行います。これらは専門家が判断して行うことなので、ご自身で判断せずに、まずはお医者さんに相談してください。
いかがでしたでしょうか。
今回は過眠症について解説し、その中でもナルコレプシーをピックアップして改善方法をご提案させていただきました。
過眠症の原因となる昼間の眠気をとるには、やはり一番は正しい生活リズムを守ることです。現代社会ではなかなか難しいかもしれませんが、少しずつ改善をしていく必要があります。
この記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。