人はなぜ眠るの?~睡眠にはどのような理由があるのか~

どうもコーシーです。

 

健康を考える上で避けては通れないのが睡眠。みなさんは十分に質の良い睡眠が取れているでしょうか?

現代の社会人は忙しく、その中でも日本人は特に睡眠時間が短いと言われています。ですがそもそも、どうして睡眠が必要なのでしょうか。人が眠る理由とは一体どのようなものでしょうか。

 

睡眠の意味は?

睡眠にはどのような意味があるのでしょうか。眠らずにいると眠くなって身体や脳の機能が低下しますよね。だから眠る。でもそれを毎日のように繰り返しているのに、睡眠中に悩や身体の中で起こっている科学的な現象については知らない人が多いのではないでしょうか。睡眠の意味がわかれば人が眠る理由もわかりそうですね。

実は生物学的にも神経科学的にも睡眠に理由はいまだに謎に包まれていることが多いんです。どうして人は眠るのか?という問いに対しては科学的な理由に答えることはまだできないんです。身体を休めるためと言えるかもしれないですが、それだと横になって目をつむるだけでもいいのでは?ってことに医学的にはなっちゃうそうです。ややこしいですね()

ですが睡眠の大切さはみなさんも重々ご承知のはずです。人が眠る理由が科学的にわからなくても、眠らないと大変なことになるというのはあたりまえですよね!

 

 

 

眠らないとどうなるの?

眠らないと身体が本調子でなくなる

眠らないとどうなるのかということについては、いまさら説明しなくても、実体験としてみなさんの中にあるのではないでしょうか。思わず夜更かししてしまったり、お酒を飲んで朝まで騒いだり、会社の仕事で遅くまで残ったり、現代の日本人は睡眠不足になっている方が多いです。そんなときはなんとなくダルさを感じ、身体が本調子にならないですよね。

 

ずっと眠らなかったらどうなるの?

それではずっと眠らなかったらどうなるのか。簡単です。

いつかは寝ます()

そういうことではなくて、本当にずっと眠らないとどうなるのか。これは昔から動物実験が行われていて、完全に眠らないようにすると最終的には疲労状態からくる感染症や多臓器不全で死んでしまいます。怖いですよね。でも普通は大丈夫です。だっていつかは寝ます。

 

睡眠不足で肥満につながる?

睡眠不足が肥満と関係しているという実験結果もあります。これは健康な人でも睡眠が不足すると血糖値のコントロールが乱れることがあるという実験結果と結びつくと考えられていま。とにかく、睡眠は健康維持には大切だということですね。

睡眠と肥満の関係~睡眠はメタボにも関係あるの?~

 

 

 

眠るとどのような効果が得られるの?

睡眠と記憶の関係は? 

睡眠をとらないと良くないということがわかりました。なら、眠らないのは身体に良くないから人は眠るのでしょうか。違いますね。眠ることで身体に良い効果があるからです。

その主たる例が記憶です。たとえば英単語を勉強するとします。勉強してから眠るのと、勉強してずっと起きているのとでは眠った方が記憶の定着に良い影響がでたという実験結果はいくつもあります。

『うるせえ、テスト前は一夜漬けだ!』

そんな人もいますね。一夜漬けでなんとかなるくらいの勉強や不眠時間であれば、それでも問題ないということでしょう。ただし2日後、3日後となると一夜漬けでは勉強した内容はどこかにいってしまいますよね?でもしっかりと睡眠をとれば記憶は定着しやすいです。2日後、3日後に突然思い出したり、うまくできなかったことが突然うまくできたりすることってないでしょうか?これは睡眠が関係しています。睡眠は記憶を定着させるだけでなく、記憶を強化する働きがあるのです。

 

睡眠で体調は良くなる!

説明するまでもないかもしれないですね。睡眠によって人は体調を整えます。身体を休める分、細胞が傷ついた身体の修復をしてくれるんですね。熱がでたり体調が悪い時は睡眠をしっかりとって、身体の回復につとめることが大切ですね!

 

不眠の有名なお話

200時間の不眠のラジオ放送

ピーター・トリップというディスクジョッキーがいました。その方は、1995年に9日間にわたってラジオ放送を行ったのです。ピーター・トリップは小児麻酔救済募金集めのためにそのような企画を行ったそうです。3日目ころには意味不明なことを話したり、幻覚や妄想をきたすようになったそうです。放送中に眠ってしまってもそれはそれで面白かったかもしれないですけどね(笑)

 

クリスマス休暇の自由研究で不眠へ挑戦

ランディ・ガードナーという当時高校生だった青年のお話です。1964年に高校生だったランディ・ガードナーは、クリスマス休暇の研究として不眠記録への挑戦をしました。カフェインなどの興奮剤を摂取せず、眠らない状態で11264時間不眠でいたそうです。彼の研究結果は後にスタンフォード大学の有名な教授に渡されたそうです。現在は不眠のデータとして様々なデータが残っており、ランディ・ガードナーの記録を破ったという人もいるみたいですが、実証が難しいため、ランディの研究結果は今でも重宝されているそうです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は睡眠とはなにかについて考えてみました。人はなぜ眠るのかという問いにはまだ正確な答えはだせません。ですが睡眠が健康に大きく影響することが言うまでもありませんよね。これからもっと睡眠について深く掘り下げたり、あるいは快眠方法などお役立ち情報を発信し、みなさまの健康増進に少しでもお役にたてたらと思います。